アフターピル(緊急避妊ピル)
アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した場合や避妊せずに性行為を行った際に、妊娠を防ぐための薬です。
性行為後72時間以内に服用することで、妊娠のリスクを大幅に減らすことができます。服用が早いほど効果が高く、避妊効果は95%以上とされています。妊娠を望まない場合は早めの服用が大切です。
アフターピルが必要な場合
妊娠を望まない場合は早めの服用を
- 性行為中にコンドームが破れてしまった
- 避妊をしなかった性行後
- 低用量ピルの内服忘れ
- 腟外射精
▼避妊に失敗を感じたらご相談を▼
・アフターピルは「オンライン診療」のみの受診。対面のクリニックでは取扱なし。オンライン診療のお問い合わせは「Line」でのみ受け付け。LINE上での診療は連携先医療機関の一般社団法人徳志会の医師が担当。
アフターピルの種類と避妊効果
アフターピルを購入する前に、種類や避妊効果を理解することが大切です。ここでは婦人科やクリニックで多く採用しているアフターピルをわかりやすくご紹介します。
レボノルゲストレルを用いた避妊法
レボノルゲストレル法は、緊急避妊の一つの方法として広く知られています。この方法では、レボノルゲストレルという黄体ホルモンを内服することで緊急避妊効果を期待できます。
レボノルゲストレルの種類 | 内容 |
---|---|
ノルレボ | 先発品 |
レボノルゲストレル | 後発品 ノルレボのジェネリック医薬品 |
日本では現在、このレボノルゲストレルを主成分とする薬剤が2種類販売されており、両者とも一般名はレボノルゲストレルです。これらの薬剤は、性交後72時間以内に服用することで高い避妊効果を発揮します。
服用方法は1回1錠服用するだけです。当院ではレボノルゲストレルを用いた避妊法として、ジェネリック医薬品の「マドンナ」を採用しています。避妊効果は同等で費用を安くしたい方におすすめです。
エラワンを用いた避妊法
エラワンの主成分であるウリプリスタル酢酸エステルは、黄体ホルモン受容体調節剤として作用します。エラワンのメリットは、性行為後0〜120時間(5日間)以内の服用で98%という高い妊娠阻止率を維持できることです。
日本ではまだ未承認ですが、海外でも安全性は承認されております。120時間以上経過しても効果は認められるため、3日以上経過した方にもおすすめです。
当院ではエラワンの後発品でもある「ジョセイ」を用意しています。こちらもジェネリック医薬品なのでリーズナブルに購入いただけます。
中用量ピルを用いたヤッペ法
ヤッペ法は、中用量ピルであるプラノバールを用いた緊急避妊法です。ヤッペ法は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの組み合わせを利用します。具体的な服用方法は、避妊失敗から72時間以内に2錠を服用し、その12時間後にさらに2錠を服用するというものです。
過去では一般的な緊急避妊法でしたが、女性ホルモンの配合量が多いことによる副作用の頻度の高さが問題となり現在使用するクリニックも少なくなっており、基本的にはアフターピルに服用がお勧めです。
アフターピルで妊娠を防ぐためにも早めに服用を
オンライン診療で即日届く
アフターピルは、妊娠を防ぐためにはできるだけ早く服用することが大切です。性行為後、服用までの時間が短いほど効果が高まり、避妊の成功率が上がります。避妊に失敗した場合や不安がある場合は、すぐにアフターピルを使用することをおすすめします。
アフターピルの服用方法とタイミング
アフターピルは、性行為後できるだけ早く服用をし理想的には48時間以内に服用することが推奨されます。最長でも72時間以内に服用することで妊娠のリスクを大幅に減らすことができます。服用が早いほど効果が高く、24時間以内であれば避妊効果は特に高いとされています。
服用方法は、アフタープルの種類によって異なりますが、指定された1錠または2錠を水で服用するだけです。妊娠を望まない場合は、アフターピルを1秒でも早い服用を推奨いたします。
▼避妊に失敗を感じたらご相談を▼
・アフターピルは「オンライン診療」のみの受診。対面のクリニックでは取扱なし。オンライン診療のお問い合わせは「Line」でのみ受け付け。LINE上での診療は連携先医療機関の一般社団法人徳志会の医師が担当。
アフターピルのオンライン診療
種類と料金
当院では2種類のアフターピルを取り扱っています。72時間用と120時間用があるので、性行為を失敗してからの時間を考慮して選びましょう。
アフターピルの種類 | 料金 |
---|---|
マドンナ (72時間用) |
8,800円 |
ジョセイ (120時間用) |
13,750円 |
72時間用の「マドンナ」とは
マドンナ(Madonna)は緊急避妊薬の一種です。この薬剤はノルレボ錠と同じ有効成分であるレボノルゲストレルを含有しています。レボノルゲストレルは、排卵を遅らせたり阻害したりすることで受精を抑制させる黄体ホルモンです。
マドンナは、性交後72時間以内に服用することで高い避妊効果を発揮します。ノルレボ錠と同様の作用機序を持つため、緊急時の避妊手段として使用されます。
120時間用の「ジョセイ」とは
ジョセイは、ウリプリスタル酢酸エステルを主成分とするアフターピルです。性行為後120時間(5日間)以内に服用することで高い避妊効果が期待できます。
ジョセイはエラワン(エラ)のジェネリック医薬品です。エラワンは、同じくウリプリスタル酢酸エステルを主成分とする先発品で、ジョセイはその後発品として開発されました。両者は同じ有効成分を含み、同等の効果が期待できます。
オンライン診療で処方までの流れ
病院や産婦人科が近くにない方のために、当院ではオンライン診療を実施しています。検査や保険証なしでも身分がわかるものであればお薬を購入できます。
- ①公式サイトでLINEのお友達追加を行う
- ②LINEの案内に従い、問診票や個人情報を入力する
- ③医師の診察開始
- ④診察後決済し、ご自宅へ発送
アフターピルは周りにバレないように、商品名の欄には「サプリ」と記載いたしますので身バレ防止での配送を心がけています。アフターピルの副作用や飲み方を説明させていただきますが、ご不明な点があればLINEからでも相談が可能です。
▼オンライン診察はこちら▼
・アフターピルは「オンライン診療」のみの受診。対面のクリニックでは取扱なし。オンライン診療のお問い合わせは「Line」でのみ受け付け。LINE上での診療は連携先医療機関の一般社団法人徳志会の医師が担当。
アフターピルは薬局やマツキヨ/通販で購入できない理由は?
アフターピルの市販化が求められているのに、なかなか薬局で販売されないのには理由があります。薬局で買えるようになれば、いち早くアフターピルを手に入れられる反面、リスクも生じます。こちらでは、薬局で買えない理由を詳しく解説していきます。
アフターピルが薬局で購入できない理由について
- 避妊無しでの性行為の増加
- 性感染症のリスク増加
- 転売や犯罪への悪用
- 服用後の妊娠への対応の遅れ
- 性暴力やDVの気づきや相談機会の減少
日本でのアフターピルは、医薬品としての取り扱いであるため、医師の処方が必須となります。アフターピルは避妊に失敗した時や性暴力被害にあった時など、緊急性のある場合に用いられる薬です。
現在日本でも一部の薬局にてアフターピルの販売もありますが、まだ全ての店舗では対応していないためすぐに購入することができません。また、薬局で手軽に購入できるようになると、避妊に対する意識低下につながり、逆に望まない妊娠が増加する可能性もあります。
アフターピルの購入なら即日対応のオンライン診療がおすすめです。
アフターピルの起こり得る副作用
アフターピルの副作用は必ず起こるわけではありませんが、服用する際は念の為確認しておくことが大切です。最も一般的な副作用は以下の通りです。
- 吐き気・嘔吐
- 下腹部痛
- 倦怠感や疲労
- 頭痛・めまい
- 乳房の痛みや腫れ
- 生理不順
- 不正出血
副作用は24時間以内または数日以内に収まることがほとんどで、副作用が起こる確率は低めです。 しかし、副作用が起こらないとは限らないため、あらかじめどんな副作用があるのかを理解しておき、適切な対処ができるように備えておく必要があります。
これらの副作用の多くは軽度で一過性ですが、激しい腹痛、重度の出血、高熱、またはアレルギー反応の兆候がある場合は、すぐに医療機関を受診し検査してもらうことが重要です。
アフターピル服用後の注意点
アフターピルを服用した後は、経過や成功したかを確認することが大切です。ここではアフターピルを服用した際の注意点を解説します。
2時間以内に吐いた場合はもう1錠飲む
アフターピルの副作用として吐き気や嘔吐が挙げられますが、吐いてしまった場合は注意が必要です。アフターピルを服用後2時間以内に嘔吐した場合、薬剤が十分に吸収されていない可能性があるため、追加で1錠を服用することが推奨されます。
ただし、追加の服用は念の為医師に相談するようにしましょう。当院でも24時間受付しているので、お気軽にお問い合わせください。
生理が来るまで性行為は避ける
アフターピルは、卵子の成熟を阻害することで効果を発揮します。具体的には、卵子細胞の成長を促すホルモンを抑制し、卵子が成熟できない状態にすることで排卵を防ぎます。
しかし、この効果は一時的で、アフターピルを服用したからといってその後の性交渉で避妊が不要になるわけではありません。アフターピルの効果が切れると成長が止まっていた卵子細胞は再び成長を始め、最終的に成熟して排卵が起こる可能性があります。
さらに、精子は女性の体内で数日間生存が可能なため、アフターピルの効果が切れた後に排卵が起こった場合、以前の性交渉で体内に残っていた精子と受精することがあります。
アフターピル服用後は、次の月経が来るまで、あるいは医師の指示があるまで確実な避妊方法を使用し続けることが大切です。なお、性感染症は回避できないため、性行為の際は必ずコンドームをしようしてください。
妊娠が回避できたときの対応
妊娠が回避できたら、低用量ピルの服用を考えましょう。低用量ピルは信頼性の高い経口避妊薬の一つで、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンを組み合わせた合成ホルモン剤です。
低用量ピルは排卵を抑制、精子の通過を阻害、そして子宮内膜を薄くして受精卵の着床を防ぎます。
正しく服用すれば、低用量ピルであっても99%以上の確率で妊娠を防げます。また、避妊以外にもさまざまな利点があり、生理痛や過多月経の軽減、ニキビの改善、月経困難症の治療など、女性の健康にもおすすめです。
アフターピル服用後の避妊成功確認ついて
アフターピル服用後は下記の3つの項目が起きているかどうかの確認が必要です。
- 消退出血
- 月経
- 不正出血
消退出血が服用後1週間以内に起こることが多く、これが避妊成功のひとつの目安となります。しかし、消退出血がない場合でもすぐに不安にならず、次の月経まで様子を見てください。
また、通常の月経が予定通り、もしくは数日遅れて始まることがあります。月経が1週間以上遅れる場合は、妊娠の可能性を排除するために妊娠検査を行うことをおすすめします。
アフターピル服用後2〜3週間で妊娠検査
アフターピルを服用した後は、服用から2~3週間後に妊娠検査薬にて妊娠の検査を行うことを推奨しております。アフターピルは、早めの服用によって避妊成功率も高くなりますが、必ず妊娠わけではありません。
アフターピルを服用した場合でも妊娠検査にて対応することが必要です。
アフターピルオンライン通販に関するよくある質問
アフターピルを初めて服用する方のために、多くの患者様が疑問に思っていることを質問形式でまとめました。
アフターピルは保険適用?
アフターピルは、産婦人科や婦人科で処方を受けても保険適用外(自由診療)となり、全額自費です。理由は「避妊」が怪我や病気に該当しないためです。
保険診療は基本的に疾病の治療を目的としており、避妊は健康保険の対象外と見なされます。自由診療なのでクリニックによっては料金が異なります。
当院はジェネリック医薬品を扱っており、効果は先発品と同様なのに安い値段でアフターピルを購入できるのが特徴です。
避妊が成功したサインは?
生理様の出血(消退出血)が来たら妊娠を回避できたということになります。消退出血はアフターピルを服用した後、2日から2週間の間に起こる出血現象です。
この出血は、アフターピルに含まれるホルモンの影響で子宮内膜が薄くなり、その結果として突発的に剥がれ落ちることで生じます。
通常の月経とは異なり、薬剤の作用によって引き起こされる人工的な出血です。消退出血の量や持続期間は個人差があり、いつもの月経と比べて少ないことが多いです。
この出血は、アフターピルが効果的に作用したことを示す一つの指標となりますが、必ずしも妊娠していないことを保証するものではありません。
そのため妊娠検査薬を試すか、産婦人科で検査するか検討しましょう。
アフターピルは不妊につながる?
アフターピルの1~2回の服用で不妊になることはありません。排卵を抑制したり受精卵の着床を防いだりする作用がありますが、これらの作用はすべて一過性のものです。
アフターピルの効果が切れると、体内のホルモンバランスは通常の状態に戻り、正常な生殖機能が回復します。ただし、避妊目的の薬ではないため、頻繁な使用は避けることが大切です。
妊娠が心配なら当院のアフターピルオンライン診療で!
腟外射精は信頼性の高い避妊法ではありません。国立成育医療研究センターの調査で「パール指数20%」という数字が示すように、この方法に頼ると1年間で約5人に1人が妊娠する可能性があります。
これは避妊をしなかった場合とほぼ同等のリスクを抱えることになります。したがって、より確実な避妊方法を選択することが重要です。
もし妊娠に失敗してしまったと思ったら、オンライン診療にてアフターピルを服用しましょう。当院では72時間・120時間用どちらでも対応できるアフターピルをご用意していますので、一度ご相談ください。
・アフターピルは「オンライン診療」のみの受診。対面のクリニックでは取扱なし。オンライン診療のお問い合わせは「Line」でのみ受け付け。LINE上での診療は連携先医療機関の一般社団法人徳志会の医師が担当。